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2018.09.28

上得意先の会長のご命日。営業として何をすべき? (40代男性)

 

亡くなった会長とはあまり話したことはないけど、上得意先なので、命日を覚えていることをアピールしておきたいです。訪問?それとも何か送る?

営業として「何をすべきか」の前に、そもそも「すべきか、否か」の判断が必要です。というのは、会長と現在の社長がどのような関係かにより、現社長に与える印象が全く異なるからです。たとえ親子であったとしても、不仲であったのならば、あまり良い気がされないかもしれません。せっかくのあなたの厚意がアダとなって、逆効果…なんてことにもなりかねないので、命日には触れない方がよいでしょう。
また、血縁関係のない第三者が現社長であっても、会長を慕われていたのであれば喜ばれるでしょう。二人の生前の関係によって対策が変わってきますので、入念なリサーチが必要です。
ここでは、あくまでも「二人の生前の関係が良好であった」場合として、お話しいたします。 

1. 営業としてできること

ご命日に故人を偲ぶ気持ちを伝える方法にはいろいろあります。訪問する、電話する、お供えものを送るなどありますが、おススメは会社訪問したときに伝える方法です。一番気持ちが伝わりやすいのは、やはり直接お話しした時だからです。ただし、注意点が一つあります。それは「誰に伝えるか」です。

たとえば担当の方に「○○日は、会長のご命日ですね」と話すとします。そこで「この人は会長のことを覚えてくれているんだ」と思われるか、「そういえばそうだっけ?」と思われるかは感性の違いによります。

後者の場合は、現社長にご挨拶させてもらえないか尋ねたり、上職の方にご挨拶したついでにさりげなくお伝えしたり、現社長の耳に入るように動きましょう。また、訪問時にお供えものを渡すと、より気持ちが伝わります。

あるいは故会長宅or現社長宅にお供えものをお送りするのもアリですね。その場合は品物だけでなく、手紙を添える、もしくは後日に電話や訪問でフォローするとより丁重といえます。

 

2. お供えものについて

ほとんどの場合、お供えものは、①食べもの ②供花 ③お線香・ロウソクなどに分けられます。どれがよいのか、一緒に考えてみましょう。 

① 食べもの
おまんじゅうなどのお菓子や果物が一般的ですが、故人が好きだったものやみんなで分けられるものを選ばれることもあります。会社の場合、日持ちする小分けされたものが喜ばれるのではないでしょうか。

② 供花
花は、白が基本です。もし色を混ぜるなら、紫か青くらいまでとされています。ですが、故人が好きだった花を送るときは、白や青でなくても良いでしょう。高級感がありますので、少し見栄をはりたいなら、供花が良いかもしれませんね。置き場所をとる、香りが苦手な方もいるなどデメリットを考慮して選びましょう。

③ お線香・ロウソクなど
お線香は、「煙が仏様のご馳走になる」「香りが穢れを祓う」などの意味があります。ロウソクは、「炎で不浄を清める」「煩悩の闇に光をあてる」など供養としての意義が深いです。お供えものとしては無難で、送る方が多いですね。

営業としての評価UPのためにも、差をつけたいと思われるなら、生前お好きだったものや珍しいものなど趣向を凝らしたものをお供えものとして選ぶと良いかもしれませんね。 

 

 

3. 予算

会社同士のおつきあいの場合、一般的な相場は、5,000円~10,000円といわれています。会社の社内規定により異なりますので、上司とよく相談して決めましょう。

 

 

4. まとめ

いかがでしたか?あなたが営業としてポイントを稼ぎたいのなら、会社訪問したときに伝えるのがオススメ。そのときに、お供えものを一緒に渡すとより丁寧です。

得意先との関係がより良好になると良いですね。

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