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2018.12.28

遠方の得意先の葬儀に行けない(30代前半 男性 既婚)

  

10年以上おつきあいのある遠方の得意先の担当者が亡くなられたが、葬儀に参列できない。遠方ですが年に数回発注いただける得意先なので、会社としては上司が葬儀に参列します。僕は担当者の方に新人のころからかわいがってもらい、プライベートでも飲みに行く仲でしたので、個人的にお悔やみを伝えたいです。

 

お仕事の関係にとどまらず、個人的に想いのある方なのですね。お悔やみの気持ちをどのように伝えればよいか考えてみましょう。

1. お悔やみを伝える方法

上司の方が葬儀に参列されるので、葬儀後できることを考えてみましょう。

お悔やみを伝える方法としては、訪問、電話、手紙などさまざまです。

①訪問
一番気持ちが伝わるのは、落ち着かれたころあいにご自宅へお伺いし、お線香をあげさせていただくことです。担当者の方との思い出話をすると、ご遺族の心も癒えるのではないでしょうか。また訪問の際は、手ぶらで行くわけにもいきませんので、お供えものを持参するとよいですね。なお、訪問の前は、事前に連絡するのがマナーです。

②電話
たとえご遺族の方と面識があったとしても電話は控えた方がよいでしょう。頻繁に会う友人といった間柄でもありませんので、ご遺族の方が戸惑われる可能性が高いからです。

③手紙
手紙は、深い内容を書けるので気持ちが伝わりやすいです。
葬儀に参列できなかったお詫びを最初に述べ、その後に仕事の話だけでなく、プライベートでお世話になったこともまじえて書くとありきたりなお悔やみ文ではなくなります。心のこもった手紙は、高価なものよりも心に響くでしょう。

④お供えものを送る
お供えものを送るのも方法の一つです。担当の方が生前お好きだったものを送るとご遺族も覚えていてくれたことを嬉しく思われるのではないでしょうか。
また葬儀に行けなかった事をお詫びする添え状をつけるとより気持ちが伝わります。
なお、送る際は葬儀後、落ちつかれた10~49日が目安です。
どんなものがよいかは、次の章で考えてみましょう。

 

2. お供えものについて

■種類
ほとんどの場合、お供えものは、①食べもの ②供花 ③お線香・ロウソクなどに分けられます。

①食べもの
お菓子や日持ちするものが一般的です。なかでも故人が好きだったものをオススメします。ご遺族も故人の好みを覚えてくれているのだと嬉しいのではないでしょうか。

②供花
花は、白が基本です。もし色を混ぜるなら、紫か青くらいまでとされています。
ですが、故人が好きだった花を送るときは、白や青でなくても良いでしょう。

③お線香・ロウソクなど
お線香はあの世とこの世の道しるべになると言われています。故人が迷われないようにという願いを込め、お線香を送る方が多いです。

■予算
個人的に送る場合の一般的な相場は、3,000円~5,000円といわれていますが、あなたの気持ちが大切ですので、あまり相場にとらわれる必要はありません。

 

3. まとめ

いかがでしたか?
今回は個人的に送るのですから、得意先ということはあまり気にせず、あなたの気持ちがどうすれば伝わるのか考えてみてください。
そうすればきっとあなたにあったお悔やみの伝え方が見つかります。

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