お悔やみを伝えたい.com
2019.02.14
取引先の前社長が亡くなられたが、家族葬にされるため、お悔やみを後日伝えたい(40代男性 既婚)
取引先の前社長が亡くなられ、家族葬にされるらしい。
担当である僕のことを何かと気にかけてくださり、会社の飲み会などもよく誘ってくださった。仕事だけでなく、プライベートでも多くのことを教えていただき、仕事以上の関係だった。大変お世話になったので、ご家族とは面識がないが、どうにか個人的に何らかの形でお悔やみを伝えたい。何ができるだろうか?
取引先の方といってもプライベートのお付き合いがあったのなら、かなり親しい関係ですね。
会社からではなく、個人的にされたいということですね。どのようにお悔やみを伝えたらよいのか考えてみましょう。
1. お悔やみを伝える方法
お悔やみの気持ちを伝える方法は、訪問、電話、手紙、メールなどさまざまな方法があります。
1 訪問
ご家族を送られた経験がおありの方ならご存知かと思いますが、葬儀の直後は何かとたてこんでいるものです。連絡をとられるなら、喪明けがすんだ頃にされてはいかがでしょうか。行き来できる距離におられるなら訪問し、前社長様のお参りをさせてもらうのもいいですね。あなたにお参りしたかったという想いが強いなら、このときにお供えものを渡されると良いでしょう。なお、訪問前は事前に連絡するのがマナーです。
2 電話
電話ですと面識がないので、ご遺族がとまどわれるかもしれません。電話をされる場合は、まず生前の関係を伝え、お悔やみの気持ちを述べましょう。そして前社長様の好きだったものや生前かわした会話などの思い出話をするとご遺族の励みになるかと思います。
3 手紙
直筆の手紙を書くと、より気持ちが伝わります。お悔やみの言葉と前社長様の思い出話などあなたにしか書けないエピソードをまじえると心に響きます。ご遺族の方と面識がないので、前社長様との関係も忘れずに書いておきましょう。
4 お供えものを送る
お悔やみの気持ちを伝えるのに、お供えものを送る方は多いです。
送るときは、葬儀後、落ち着かれた10~49日が目安です。
どんなものがよいかは次の章で考えてみましょう。
それぞれご自身にあったお悔やみの伝え方を考えてみてください。
訪問、電話、手紙で伝えられる場合は、+α お供えものがあればよりいいですね。
2. お供えものについて
さて、お供えものは、どんなものがよいか一緒に考えてみましょう。
ほとんどの場合、お供えものは、①食べ物 ②お花 ②お線香・ロウソクなどに分けられます。
①食べ物
お菓子などの日持ちするもの、小分けにできるものが一般的ですが、前社長がお好きだったものをお供えに持っていかれると、より良い供養になります。
②お花
花は、白が基本です。もし色を混ぜるなら、紫か青くらいまでとされています。
ですが、故人が好きだった花を送るときは、白や青でなくても良いでしょう。
③お線香
お好きだったものを知らない場合、お線香が無難です。
お線香の煙は、あの世とこの世の道しるべになると言われていますので、無事に成仏できるよう祈りを込めて送られてはいかがでしょうか。
3. 予算
得意先の一般的な相場は、相手との関係にもよりますが、5,000円前後といわれています。
個人的にお悔やみを伝えたい今回のような場合、あなたの気持ちが大切ですので、あまり相場にとらわれる必要はありません。
4. まとめ
いかがでしたか?
お悔やみを伝える方法は、それぞれの状況によってさまざまです。
大切なことは、故人を偲ぶあなたの想いです。
電話、手紙、お供えものは、そのための手段に過ぎません。
ご自身にあったお悔やみの伝え方を考えてみてください。
あなたの心が伝わるといいですね。