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2019.03.28

お世話になった部活の顧問が急死。お悔やみを伝えたいが、お金がない!(23歳女性)

    

高校時代のバスケ部顧問が亡くなられました。熱心な先生で恩師といっても良いくらいお世話になりました。地元は北海道ですが、私は東京で就職のため、引っ越しで貯金を使い果たしました。葬儀に参列したくても帰省できるほどのお金がないため行けません。どうにかお悔やみを伝えたいです。財布に負担をかけずに、気持ちを伝える方法はないでしょうか。 ちなみに予算は数千円くらいです。

ベストな方法は、ご自宅へお伺いすることですが、北海道と遠方で帰省できる余裕がないのですよね。
お世話になった先生のために、今のあなたにできる範囲の方法を考えましょう。

予算を抑え、お悔やみを伝える方法は、上記のように分かれます。
「メッセージ」を送るか、「もの」を送るの2つの方法があります。
また「個人」で送る、「連名」で送るのかによって予算が変わってきます。
それぞれ順にみていきましょう。

1. 「メッセージ」で伝える

・手紙

財布に優しく、丁寧に気持ちを伝えられる方法です。
かかる費用も便箋や切手代くらいですので、予算を抑えることができます。

手紙では、まずお悔やみの言葉と葬儀に参列できなかったことをお詫びします。その後に、先生から教わったこと、例えば、「48対50で残り時間わずか20秒という試合中に、先生が『あきらめるな!』と激励してくださいました。その言葉を信じ、私はスリーポイントシュートを打ち、逆転勝利できました。今でも先生の「あきらめるな」を鮮明に覚えています」などあなたにしか書けないエピソードをまじえると、よりお悔やみの気持ちが伝わります。

・弔電

弔電を送るのも一つの方法です。
参列できなくとも、葬儀の場に気持ちを早く伝えることができます。
3,000円~5,000円が一般的ですので、予算内に収まるのではないでしょうか。

 

2. 「もの」を送る

個人で送る方が手紙を一緒に同封することもでき、気持ちをより伝えることができます。
その場合の相場は、3,000円~5,000円です。
それでも予算が苦しいなら、仲間内でまとめて送ると予算も抑えられるので、部活の友人と一緒に送るのもアリです。連名について詳しく知りたい場合は、コチラ。

・お花

花は、白が基本です。もし色を混ぜるなら、紫か青くらいまでとされています。
ですが、例えば先生が赤いバラをお好きだった場合は、赤色でもかまいません。
他のお供えものと比べると少し高めですが、連名ですと費用を抑えられますね。

・食べもの

お菓子などの日持ちするもの、小分けにできるものが一般的です。

・お線香

食べものは好みがあり、お花は匂いがありますので、先生の好みがわからない場合は、お線香を送るのが無難です。
お線香の煙は、あの世とこの世の道しるべになるといわれており、ご冥福をお祈りする意味もこめられますので、オススメします。

   

3. 帰省時に、お線香をあげさせてもらう

冒頭でも書きましたが、ご自宅へお伺いすることがベストな方法です。帰省の費用はかかりますが、一番気持ちが伝わりますので、お盆やお正月など実家に帰るときに訪問してはいかがでしょうか。ご自宅へお伺いしたら、お線香をあげさせていただきましょう。そのときに、部活の思い出話をすると、きっとご遺族も喜ばれるはずです。安価でもかまいませんので、お供えものを持参すると良いですね。ご自宅へ訪問する場合、例えば「○○ようかん」など先生の大好きだったものですと覚えてくれているという気持ちが嬉しいものです。予算がなく、たとえ数個だったしてもあなたの思いが伝わるはずです。

なお、お伺いする際は、前もって連絡した上で訪問しましょう。

地元に帰省するまで、期間があいてしまうかと思います。その前に、前述した手紙や弔電などを送っておくとスマートです。

いかがでしたか?
お金をかけずとも、工夫次第で思いを伝えることができます。
今回の場合で大切なことは、先生への感謝とご冥福を祈る気持ちです。
あなたの心が伝わると良いですね。

  

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