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2019.03.29

父と仲の悪い叔父が亡くなった。親に知られず何かする方法はない? (20代女性 独身 両親と同居)

  

父方の叔父が亡くなりました。父と叔父は、私が子供のころは仲が良く、私は叔父に遊んでもらったり、食事に連れて行ってくれたりとかわいがってもらいました。ところが、祖母の死後、大喧嘩をしたまま今に至っています。両親は葬儀に行かないようですので、私一人葬儀に参列すると、良い顔をしません。お世話になったので、何かしたいと思っています。同居している親に知られず、お悔やみを伝える方法はないでしょうか?

    

ご両親の手前、葬儀に参列できない難しいお立場ですね。ご両親には内緒で、どうすればあなたの気持ちを伝えられるのか考えてみましょう。

お悔やみを伝える方法は、ご自宅へ訪問、電話、弔電、手紙、お供えものを送るなどさまざまですが、ほとんどの場合、ご両親に知られることはありません。

どの場合でも叔母様やイトコに「父と叔父様は仲が悪かったが、私自身は葬儀に行けないことを悔やんでおり、これから仲良くしていきたいと思っています」ことを伝えれば、親同士のわだかまりを気にせずに、今後につなげることができます。

1. 訪問

一番気持ちが伝わるのは、葬儀後ご自宅へお伺いすることです。
叔父様との思い出話を話しながら、お線香をあげさせていただくことが何よりの供養になるかと思います。その際は、叔母様に一人で来たことはくれぐれも秘密にしてほしいと事情を説明しましょう。
訪問の際、手ぶらでお伺いするわけにもいきませんので、お供えものがあるといいですね。なお、事前に連絡するのがマナーです。

 

2. 電話

ご自宅へお伺いすることは、なかなか決心がつかないかと思います。
その場合、電話でご連絡されることをオススメします。
訪問せずとも直接話すことができますし、話すうちに訪問やお会いする流れになるかもしれません。 

   

3. 弔電

葬儀の場にご自身の気持ちを伝えることができます。
通り一遍のお悔やみ文ではなく、あなたの想いなどを入れると良いでしょう。また、ご遺族が弔電を後から見返されたときに、思い出の一文などが入っていれば心温まるのではないでしょうか。

 

4. 手紙

手紙の最大のメリットは、わざわざ手紙を書いたというその行為に丁寧さを感じることです。手紙の内容は、参列できなかったお詫び、お悔やみの言葉を述べ、その上で事情を含めた今後のつきあいについて、例えば「父と叔父の仲は悪かったですが、私自身はこの機会に親交を深めたいと思っています。」など、どのようにしたいと考えているのかを書いてはいかがでしょうか。

また、手紙だけでなく、お供えものを一緒に送ると、より気持ちをこめられます。


 

5. お供えもの

ご自宅へお伺いする場合や手紙と一緒に送る場合、どんなものがよいのでしょうか。
種類としては、①食べもの ②お花 ③お線香などに分けられます。

①食べもの
日持ちするものや小分けにできるものが一般的です。
その際、故人が好きだったものを選ばれることもあります。叔父様が生前お好きだったもの、例えば○○堂の▲▲羊羹などをお供えすると、より良い供養になります。

②お花
花は、白が基本です。もし色を混ぜるなら、紫か青くらいまでとされています。
ですが、故人がお好きだった花の場合は、色花でもかまいません。例えば叔父様が好きだった花がオレンジ色のユリならお供えすることで供養になります。

③お線香
お線香の煙は、あの世とこの世の道しるべになり、故人が迷われないようにという願いが込められています。無事に成仏できるよう願いをこめて送られてはいかがでしょうか。

■予算
叔父叔母に送る場合、どの年代も5,000円~10,000円が一般的ですが、
今後の関係を考えると少し高めでも良いかもしれません。

いかがでしたか。参考になりましたか。
大切なことは、叔父様のご冥福を祈る気持ちです。そして、あなたの気持ち次第ですが、この機会に叔母やイトコとの仲をつなげてはいかがでしょうか。
あなたの心が届くとよいですね。

 

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