お悔やみを伝えたい.com
2019.03.29
親友の母が急死。親友を励ますにはどんな方法がありますか?(20代学生)
中学校時代の親友の母が急死し、葬儀に参列しました。親友とお母様は、まるで姉妹のようにお互いの服を貸し借りしたり、一緒に買い物をしたり、とても仲が良かったです。それだけにショックが大きかったのか、かなり落ち込んでいるようでした。どうにか彼女を慰め励ましたいと思っています。彼女を励ますには、どんな方法がありますか?
仲の良かったお母様を亡くされたことで、喪失感があるのでしょう。親友を元気づけるためにも、あなたから連絡をとり、話を聞いてあげましょう。人は話を聞いてもらうだけでも元気がつくものです。
以下、親友をAさんと表記します。
Aさんは心の整理がまだできていない可能性が高く、葬儀の後もなにかと忙しいはずです。落ち着いた頃合いを見て、連絡をとってみましょう。
1. 電話
2. メールやライン
メールやラインですと、Aさんは落ち着いた頃に、見ることができます。送る内容は、例えば、「落ちこんでないか心配してるよ。落ち着いたら、ご飯でも食べに行こう。」など普段と変わらない文体で送りましょう。何気ない会話でも親友からの一言で、Aさんが「孤独じゃない」と感じることで立ち直るきっかけになるかもしれません。
3. 二人で食事に誘う
ベストな方法は、食事に誘うなど会って話をすることです。顔を見て話すことで、Aさんの気持ちがほぐれるでしょう。
お酒を飲めるなら、飲みに誘ってもよいですし、なかなか時間がとれないときは、お茶に誘うなどAさんの話を聞いてあげましょう。大切なのは話しやすい場を作ることです。
4. 仲間で慰める会を開く
二人で話すのもよいですが、しんみりしすぎるかもしれません。
仲良しのグループがおられるのならみんなで慰める会を開くのもアリです。
落ち込んでいるAさんのために、途中でお母様のお人柄や思い出話を聞いてあげましょう。
本人の会費をみんなで負担して、もし余裕があるなら、「ご仏壇に」と五千円程度の卓上花を帰り際に渡せるとスマートです。
なお、注意したいのは、会の最初に杯を上げるとき、「乾杯」でなく、「献杯」でグラスを重ねて鳴らさないようにすることです。重ねて鳴らすと、喜びをわかちあう意味合いになるので、台無しになってしまいます。
5. お供えものについて
さて、お供えものはどんなものがよいのかみていきましょう。
■お供えものの種類
お供えものは、食べもの、供花、お線香・ロウソクに分けられます。
・食べもの
お菓子や日持ちするもの、小分けにできるものが一般的です。
なかには、故人が好きだったものを選ばれることもあります。
・供花
花は、白が基本です。もし色を混ぜるなら、紫か青くらいまでとされています。
ですが、故人が好きだった花の場合は、白や青でなくてもかまいません。例えば、Aさんのお母さんが赤いバラを好きだったなら、赤でも良いです。
・お線香・ロウソク
お線香はあの世とこの世の道しるべになると言われています。故人が迷われないようにという意味が込められていますので、一般的にお線香を送る方が多いです。
6. 手紙
もし彼女が心を閉ざしているようでしたら、手紙を送ってみてはいかがでしょうか。
お手軽に連絡できる時代に、手紙を書くことは少なくなりました。直筆での手紙は、電話やメールよりも気持ちが伝わります。
手紙には、お悔やみの言葉、Aさんとお母様の思い出話を最初に書き、その後、「あまり無理しないでね。いつでも話聞くからね。」というようにあなたの想いを込めると、Aさんの心に響くのではないでしょうか。
いかがでしたか?
連絡した後は、Aさんが落ち着くまでしばらくそっとしておきましょう。そうすることがAさんへの励ましになります。今はAさんに心の余裕がなかったとしても、あなたの気持ちはきっと伝わるはずです。